日時:2019年3月23日(土)
会場:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3F)
参加費:3,000円(学生¥1,000※要学生証提示)

 腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム2019は、平成31年3月23日(土)に、日経ホールにて開催される運びとなりました。本フォーラムには、医師、管理栄養士中心に毎年多数のご参加をいただいております

 栄養療法の中心となる食事療法は、腎臓病(CKD)治療のみならず多くの疾患で治療の一翼を担うものです。近年、高齢化社会の到来とともにクローズアップされているサルコペニアやフレイルといった問題も食事療法を抜きにして解決できません。しかし現状において、十分なエネルギー摂取のもと、低たんぱく食は、今なお腎不全加療の根本になる生活指導です。

 エネルギー・栄養素の摂取量は、CKD患者において標準体重当たりで設定することとなっていますが、近年標準体重に対する考え方に変化がみられています。

そこで今回は特別講演として大橋靖先生(東邦大学医療センター佐倉病院腎臓内科准教授)にCKD患者での適正体重の加齢変化についてご講演をお願いしました。本講演ではCKD患者の栄養評価の基礎になるBIAの原理、方法、評価を解説いただきます。またデスカッションの場として、CKD患者における低たんぱく食の失敗例から学ぶ演題を募集したいと思います。

 また、前回から始まりました、初学者を対象にしたミニレクチャーを予定しています(今回は低たんぱく食事療法をテーマに)。さらにお隣の韓国における低たんぱく食の実践をinvited lectureとしてthe Catholic University of KoreaのBan先生にお願いしました。

 一般演題についても、腎臓病と栄養や代謝、食事に関する演題を臨床・基礎を問わず広く募集いたしますので、奮ってご応募頂きますようお願い申し上げます。

 多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

平成30年10月26日
腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム2019
大会長 酒井 謙(東邦大学医学部腎臓学講座)